ものすごいお久しぶりです、mochioです
ニュースレター休んでいる間にPFPは冬を通り越して終わった、って言われたりNFTのインフルエンサーがプロのAI驚き屋に転生したりしていて自分もどうしたものか、と思ってたのですが相変わらずアート系、主にGenerative ArtとAI ArtのNFTは好きなのでその界隈のトピックをまとめていこうと思ってます。
2022年にやっていたこれから来るかもしれないプロジェクトのリサーチ的なことは、これから来るNFTプロジェクトがそもそもしばらくは無さそうなこともあってやることはないと思うのでその辺期待している人はごめんなさい
7月に入ってからのアート系NFT界隈のトピック
Emi Kusano san collction On Fire🔥
草野絵美さんのSuper RareSuper RareでのAIによるセルフポートレイト”Synthetic Reflection #1”が3.5ETHで売れる。購入者はClaire Silver
Bright Momentsで出会って交流が始まったClaire Silverと草野絵美さんがコラボしたAIにより制作されたドレス x 3Dのアバターモデルの作品が、GucciとChristie'sが開催するオークションに出品
落札者はデジタルの作品の他に、物理的なアイテムとして作者2人の署名の入ったドレスのパターンを刺繍した布地も手に入れることが出来るそうです
これらの動きがあって注目度が上がったためかBright Moments TOKYOでリリースされたNeural Fad by Emi Kusanoは今週に入ってフロアが1ETH以下から一気に上昇しました。
GucciとChristie'sが開催するオークションには他にも“Lost Robbies”、William Mapan、Pindar Van Arman、Emilie Xieなどのアーティストの作品も出品されるそうです
Generative Art関連の動き
”Yamabushi's Horizons” - Verseから7/12にリリースされた128個のコレクションが最低落札価格900$でSOLD OUT。その後もフロア1.5ETH付近で推移しています。
Art Blocks以外で販売されたNFTでもしっかりとした価格と取引ボリュームが発生するようになってきていて、Generative Artの販売プラットフォームの幅が広がってきているように感じます
zancanがこれまでリリースした全ての作品に対応した印刷サービスを開始
Generative Artの物理プリントが作品を購入すると付属する、プリントする権利がついている、などが増えてきていてコレクターからの要望含めてニーズの高まりを感じます。
Nishikigoi NFT - プロジェクトから第3弾のコレクションのリリースが発表。アーティストはyk ( @ykxotkx )氏です。
yk氏はこれまで主にfxhashで活動してきたクリエイティブコーダーで海外のコレクターからもコードで作成されたとは一見信じられないような緻密なアートワークで高い評価を得ています。Bright Moments TOKYOでも作品をリリースしていました
AI Art関連の動き
”Post Photographic Perspectives” - 複数のアーティストによるAIフォトの作品をリリースしてきたFellowshipによる”Post Photographic Perspectives”の第2弾が7/10-7/14の間でリリースされました。第1弾は”Life in west america”の作者Roope RainistoによるReworldを始めとするAIフォトのコレクションでしたが、今回は動画4作品、AIフォト10作品がリリースされました。
動画の作品は最高で2ETHでの落札、AIxフォトはプロジェクトのパスホルダー0.1、パブリック0.2ETHで販売され1200の作品が売り切れました。プロジェクトはおそらくこれからも継続してコレクションが販売されるはずです。
現実を映す写真というメディアのようでありつつ非現実的な世界を映すAIフォトは想像力と現実認識を拡張するもの、とよくアーティストが語っていてそれを感じる部分も多く、これから先さらにAIによる表現の可能性が広がるのと合わせてどのような作品が出てくるか楽しみです。
“Lost Robbies” - AIアートの”AI Generated Nude Portrait #7”というコレクションの中の作品の1つがSuper Rareで175ETHで売れて改めてコレクションへの注目が高まっています。
“lost robbies“については簡単な紹介スレッド書いたので「何それ」な方はどぞ
この先の気になるmintたち
これまでWilliam Mapanの作品を始めとして、いくつかの作品をリリースしてきたTONICが発表したシーズン2のアーティストの一人であるPHAUSTのINTERFERENCEが7/21のAM2時にリリース
2018年にChrisitiesに初めて出品され43万ドルで落札されたAIによる作品"Portrait of Edmond de Belamy”を制作したObvious Groupの新しいコレクション。
K011はプロンプトを暗号化してオンチェーンに記録するユニークな方法を通じてAIアートをGenerative Artのようなmintを通じた作品生成を可能にしたプラットフォームです。
Generative Art とAI Artのフロア価格Index
Artacle提供のGeneratice ArtとAI ArtのINDEX
ArtacleというサービスがGenneratice ArtとAI Artの一定以上のボリュームがあるコレクションで構成されるインデックスを作成し公開しているのでそれを紹介します
こちらはGenerative Art。流石にNFT全体の動きと同じく年初からは34%の下落になっています
続いてはAI Art 。こちらはCryptoや株でもAIブームがあったこともあり2月から3月にかけて大幅に上昇その後、ほぼ年初の位置に近いところまで戻ってきていますが、年初からは28%の上昇になっています
以上で久しぶりな今週のニュースレターは終わりです。
ネタ(とやる気)があればこれからも定期的にまた発信していこうと思います